面接のプロが教える、面接の対策

面接対策 面接官は2種類!!


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「二種類の面接官」

 

二種類の面接官がいることをご理解ください。
 1.面接の合否を決定しない人。(以後、レポーター型と称しましょう)
 2.面接の合否を決定する人。(以後、プロデューサー型と称しましょう)
の2つの人種に分かれます。厄介なのは、スタッフだからレポーター型、部長だからプロデューサー型と区別することができないことです。役職に関係なく、二種類の面接官が存在します。

問題は、レポーター型面接官に当たったときです。

レポーター型面接官の関心事は、選考することよりも、上手くレポートすることです。

いかに、上司に良いレポートができるか、的確に評価が書けるかを、重要視しているのです。驚かれるかも知れませんが、人物の良し悪しもさることながら、レポートしやすい人の方が、合格する可能性が高いということです。

『この人は、こんな人物でした。』というのが、言いやすい人は、合格する可能性が高くなる。逆に、そうでない人は、合格する可能性が低くなるのです。その理由は、直接面接していない第三者(面接官の上司)に伝えて、その判断を仰がなければならないからです。レポートを受ける上司にすれば、合否のジャッジをする為には、ある一定以上の情報量が必要です。情報量が少ない場合、上司が「認知」するまでに至らなくて不合格ということになります。応募者からすれば、「ビデオでも録画して見て、上司が判断しろよ。」といいたくなるでしょうが・・・。
POINT
人事マンは、レポーター型とプロデューサー型の2種類がいる。特に、レポーター型面接官には要注意!!ということを認識しておきましょう。
対策
レポーター型面接官を攻略する奥儀
厄介なレポーター型面接官の攻略方法の前に、評定票について少し触れておきます。面接官に上手くレポートさせるかどうかは、面接官に評定票を埋めさせることとある意味同じです。面接時に、面接官のペンが走っていないなと感じたら、この章を思い出してください。

ところで、評定票についてふれておきます。

評定票を大きく分けると、チェック式と記述式があります。(併用する場合もあります。)(チェック式のとある外資系例)

<チェック式例>
□Initiative/Motivation
□Persistence&Determination
□Inovative approch to Problem-solving
□Organizetion & Planning Skills
□Adaptability to Varied Environments
□Leadership/Management
□Interperson Skills
□Decision-Making ability

※チェックの数が多い人ほど
 評価が高い書式。

※レポーター型面接官にとっては
 手間がいらない書式。


<記述式のフォーム例>
  長所 短所
スキル面    
人物面    

※長所の欄に記述が多い人ほど
 評価が高い書式。

※レポーター型面接官にとっては
 手間のかかかる書式。

※長所だけでなく短所の欄も
 無記入では済まされない
 という書式。


話を戻して、レポーター型面接官の攻略方法ですが、

チェック式・記述式にしても、意外と本人の言葉を参考にしています。

例えば、「私は、リーダーシップがあります。・・・」と言ったとたんに、長所の欄に「リーダーシップがある」と記載されたり、あるいは、リーダーシップのチェック欄に?印が入る。といった具合です。要する、面接官が、この評定票を埋めやすいように、自己を伝えるということが大切です。
   
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