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二種類の面接官がいることをご理解ください。
1.面接の合否を決定しない人。(以後、レポーター型と称しましょう)
2.面接の合否を決定する人。(以後、プロデューサー型と称しましょう)
の2つの人種に分かれます。厄介なのは、スタッフだからレポーター型、部長だからプロデューサー型と区別することができないことです。役職に関係なく、二種類の面接官が存在します。
問題は、レポーター型面接官に当たったときです。
レポーター型面接官の関心事は、選考することよりも、上手くレポートすることです。
いかに、上司に良いレポートができるか、的確に評価が書けるかを、重要視しているのです。驚かれるかも知れませんが、人物の良し悪しもさることながら、レポートしやすい人の方が、合格する可能性が高いということです。
『この人は、こんな人物でした。』というのが、言いやすい人は、合格する可能性が高くなる。逆に、そうでない人は、合格する可能性が低くなるのです。その理由は、直接面接していない第三者(面接官の上司)に伝えて、その判断を仰がなければならないからです。レポートを受ける上司にすれば、合否のジャッジをする為には、ある一定以上の情報量が必要です。情報量が少ない場合、上司が「認知」するまでに至らなくて不合格ということになります。応募者からすれば、「ビデオでも録画して見て、上司が判断しろよ。」といいたくなるでしょうが・・・。
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