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人事マンの性差について触れておきましょう。面接官の男女の違いで、面接も違ってくるのでしょうか。
男女で大きく異なるのは、『子宮があるかないか。』です。動物の場合、メスは、安全な場所で出産をし、子供を育てる義務というものを生まれながらに背負っています。一方、オスは、自分の子孫を残すため、広いテリトリーを獲得しようと未開の場所に、進出しなければいけない宿命を持ちます。一言で表せば、『オスは、動を好み。メスは、静を好む。傾向がある』一般的に、メスは、安定を好み、オスは、変化を好む傾向が強いということでしょう。
転職理由で、「組織がしっかりしてない。」「仕事の段取りが、無計画」といった類は、女性に顕著です。職域を明確にしたい。自分の仕事場を安定させたい。自分の居場所を明確にしておきたい。などの理由は、女性に多く見受けられる転職理由です。
また職場でも、長く会社にいるお局様が、若いOLをいじめるといったこともあります。これは、お局様が、「自分の仕事を取られたくない」という保身からの理由が存在します。
逆に、男性の転職理由は、「このまま、会社にいても、面白くなさそう」と、現状に対する不満のコメントが殆どです。中には、英語も全く話せないのに、「海外で働きたい!!」といった無謀な希望をする人も、圧倒的に男性が多いです。
面接に話を戻せば、面接官が男性の場合と女性の場合で、違いがあります。その違いは、採用基準にあらわれます。
男性の場合、進取性を重んじた評価をしがちです。組織のカラーと違う人物も、採ってみようかなと、ある意味、冒険じみた採用を行なうこともあります。
女性の場合、親和性を重視しています。組織に馴染める人物を、採る傾向が強く、
「何か、新しい事をやってくれそうだな」というよりも「ちゃんと、仕事をやってくれそうだな」という安心できる人かどうかに主眼がおかれます。
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