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面接対策 企業なぜ採用するのか


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「企業はなぜ人を採用するのか」

 

企業は、何故、採用するのでしょう?

企業が採用を考える場合、次の2種類のケースが考えられます。

1.ホモ(同種類)型採用:現在の従業員と同質の人を採用。
2.ヘテロ(異種類)型採用:自社内の環境では、育たない異質の人材を採用。
今のような低成長時代は、1.ホモ供給型採用よりも2.ヘテロ型採用の採用を好む企業が増えています。異質の才能で、現状を打開して欲しいという願望が、ヘテロ型採用を促進しているのでしょう。企業の成長を、生物の進化にたとえると、生存競争に勝つために、他の生物よりも多機能・高機能になる必要があります。アメーバーのような単細胞生物が、生存競争を生き残るために、違う機能を持つ細胞を増やし多細胞生物へ進化してきた。企業の成長も同じで、他の機能を取り込みたい欲望があり、採用はそのあらわれであると言えます。

面接において、このことを踏まえて、どのように応用するのについて触れます。
POINT
採用は、動物が持つ本能による行為である。人事マンは、仲間を増やしたいと思っている。ということです。
対策
人事マンの本能を利用する奥儀、「面接は、夕方にアポを入れる」
ヒトの起源が400万年前らしいですが、動物的にはまだまだサルの延長線にあります。遺伝子的には、蝿とすら1%くらいしか違いがないと発表されていまいしたが。遺伝子的にみれば、人は猿とほとんど同じと言えるかもしれません。

猿は、夜間、ヒョウなどの肉食獣の危険にさらされます。そこで、群れをつくり、集団で外敵に対処する防衛本能があります。人の場合、夕刻に近づくにつれ、人恋しくなるもの、この防衛本能が働いているのかもしれません。実は、人事マンは、採用したいという欲望が夕方にピークになります。ですから、面接は夕方にアポイントを入れましょう。

また、夕方にアポを入れたほうが良い理由として、面接官が、面接が終わった後の時間を自由に使えるからです。応募者が気に入れば、面接後に、フォローしたり、場合によっては、食事や飲みといった場面が持てるかもしれません。面接に有利に働くのと同時に、面接官から、本音を聞ける貴重なチャンスでもあります。

また、別の理由として、日中よりも、外部の影響が受け難いということです。

例えば、面接官が営業部長だったとしましょう。面接途中に、部下の営業マンがクライアント先とトラブルが生じた場合、面接よりも、そちらに気を取られてしまいます。夕方以降の場合、クライント先も終業している場合が多いので、問題の出現数も少なければ、トラブル対応も、翌日に回す事が可能です。
   
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