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面接対策 役員への推薦


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「人事は取締役会が怖い」

 

法上は、会社組織の最高意志決定機関は、取締役会です。民間企業に勤める人であれば、誰もが恐れるのが、取締役会であり、役員の人達でしょう。しかし、人事マンは、その中でもとりわけ、取締役を恐れる人達です。

それは、人事業務の多くの決済は、この取締役会の承認が必要となります。「組織をどうする」「従業員数を・・・」「人件費を・・・」など、取締役を通さないと、個人の裁量だけでは、判断してはいけないことが、法律上、他の部署と比較して非常に多いのです。

その為、他の部門の人よりも、取締役会は極めて重要で、最も怖い存在になります。

人事マンの仕事ができる要素に、『いかに役員と仲が良いか。』という俗っぽい能力が入ってくるのでしょう。役員との人間関係が、仕事の優劣につながるのです。
POINT
面接官の後ろに取締役会があると肝に銘じてください。
対策
面接官の後ろに潜む取締会を攻略する奥儀、メタ認知
人事マンが安心して、取締役に推薦できる応募者であることです。この為には、「ちんとした人」という基準をクリアすることが重要です。「ちゃんとした人」というのは、極めて曖昧です。身だしなみが清潔とか、話しがズレないとか、ということもそうなのですが。心理学でよく使われるメタ(高次元)認知することが必要です メタ認知とは、したがって、「認知についての認知力」ということになります。頭の中にもう一人の自分(homunculus)がいて、自分のことを監視し、コントロールする力が、メタ認知力です。面接を受けている自分自身とそれを客観的にみる自分。対峙している面接官と共に、その裏に潜む取締役会を認知する。兎に角、このメタ認知で面接に臨むことが、面接を有利に運ぶはずです。
   
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