面接のプロが教える、面接の対策

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「自己分析と自己評価!」

 

面接の場面での、分析とは、自分は一体どんな人間で、どんな性格で、どんな仕事に向いているのか、などを知るために、自分と向き合うことです。簡単に言えば、「あなたの好きなところ・嫌いなところ?」と聞かれたらあなたは何て答えますか。

例えば、「私は、寂しがり屋です。」と答える人がいたとしたとします。理由は、「独りでいるよりも、友人といるほうが好きだからです。」「自分が寂しがり屋である。」という自己分析は、好きか・嫌いかが基準になっています。

当然、好きなほうに時間を費やしますから、独りでいるよりも、友人といる時間が長くなります。要するに、分析は、時間という単位で表せることができる。ということ意味します。

一方、評価は、同じように時間という単位で、表せるのでしょうか。

例えば、「私は、独りでいることが、○○さんより我慢できない」。と自己評価したとします。このように評価する場合、外部との比較が必ずなされています。

「俺は、この道10年だからな」という言葉は、「10年も続けているので、素人には負けないよ」という自分自身を高く評価しているように聞こえます。一見すると、時間で、評価できるような気もします。しかし、その相手も10年選手だったら、どうでしょうか。

あるいは、それ以上のキャリアをもつ人だったら・・・・。

結論を言えば、評価は、時間でなく、他者よりも「できる」・「できない」が、基準になります。評価が高い低いは、時間の長さに比例しません。

世の中で、自分の能力は、どれくらいに位置するのか推測することが、「評価」です。

面接は、他者から「分析」や「評価」されることです。

通常、人事マンは、面接を通して、上述のような「分析」「評価」を無意識のうちに行っています。時間という単位での分析、他者との比較による「できる」「できない」をジャッジする評価。しかし、分析と評価の多眼的な判断ができる人事マンは、ほとんどいません。

一般的に人事マンは、時間によって応募者を判断します。

「○○の経験が、××年間あるので、合格」。あるいは、逆に、「△△の経験が、□年間に足りないので不合格」。といった具合です。

履歴書・職務経歴書を書く場合には、この点に気をつけてください。

一般的に、年次ごとに職歴を記述していくと、年数で評価されてしまいます。応募資格を充分にクリアーするキャリアを持っていれば、問題はありません。しかし、資格に年数が満たない場合は、自己評価を行なった結果の高いものから、順順に記述してみてください。
   
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