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就職活動のご経験がある方は、不合格の理由を教えてくれない事に、不満を感じた方も多いはずです。応募者からすれば、自己分析や次回の面接の参考になります。明確な理由を教えて欲しいはずです。しかし、人事マンは、筆記テストの結果の善し悪しは、伝えることに抵抗はありませんが、面接の結果の理由については、口を閉ざしてしまいます。なぜ、ストレートに、伝えられないか。それは、訴訟が怖いからです。法律的には、『面接は、その人のキャリアが、企業としてマッチするかどうか、について確認する場。』と決められています。純粋に仕事に関することだけで、評価しなければいけません。例えば、「面接時の印象が、暗かった。」という理由では、その人の人間性を否定することにもつながり、訴訟にならないとも限りません。このリスクを回避するために、人事マンは、不合格理由について、明快なコメントを避けます。
要するに、訴えられたくないのです。
不合格理由を知りたい場合は、「落ちた理由は、わかっております。」として、「次回の参考の為に、面接のアドバイスをいただけないでしょうか?」と尋ねてみることです。
落ちた理由についての質問でなく、アドバイスを頂戴するといったことならば、人事マンも、口を開き易くなります。
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