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孔子の言葉で、「・・・子いわく、われ十五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る。六十にして耳に従う、七十にして、心の欲するところに従って矩をこえず。子いわく、如何せん如何せんといわざる者は、われ如何ともするなきなり。」
学生の方もしくは20歳代のビジネスマンの中には、この「30歳で、立志」という言葉のように、30歳で何かをしようという、強い意志を持っている方もおられるかもしれません。しかし、40歳で孔子の言う「不惑」の域に達することができるビジネスマンは、どうでしょうか?もしも、この「不惑」の域に達していれば、面接を恐れる必要はありません。
現代社会は、孔子の教えがそのまま通用する時代ではありません。年齢に応じた、いや、年齢以上の知識と経験が必要です。「不惑」の域に達する為には、まず、学生時代に20歳代のキャリアプランを立てるのがベストです。学生時代に、このキャリアプランを立てていない方は、社会人になって、かなり苦労します。あるいは、苦労されなくても、プランを立ててない方は、プランと何が違うのかさえわかりません。それでは、修正のしようもありません。
学生時代に、「どの企業に入社しようか」、というのは、殆どの人が考えます。さらに、一歩先を行って、入社した企業に、生涯勤めるかどうかも考えてみてください。周囲に流されて、社会的に著名な一流企業や花形職種につこうとすることだけは、できれば避けてください。
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