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面接対策 ターゲットに合わせた面接術


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「将来性のある企業がターゲットの場合」

 

転職先を探す場合、誰しも、これから成長する、将来性のある企業をターゲットにするのは、あたりまえです。歴史ある某財閥系の企業などの場合は、将来性もなにも問題にすることは、なく安泰?でしょうから。置いておいて。将来が予測できにくい、新興企業やベンチャー企業について、フォーカスしたいと思います。

●「会社の将来性って?」
「会社は、トップで決まる。」と言われますが、経営者の優劣が、勝敗にかなりの割合を占めます。
・時代をよめる。・強いリーダーシップ。・先進的な発明をする。・・・・・
経営者の優劣を決める能力には、違いはあります。いずれも、事業に対するエネルギーは、一般の方よりも大きいはずです。事業を立ち上げようと強く思い、その衝動を押さえきれずに実行した人が起業家であり、企業の経営者になれる人なのです。
ベンチャー企業を起こす場合、30歳前後で、サラリーマンを辞め。自分自身がやりたい事業を起こした社長が多いです。個人あるいは友人・同僚と起業するケース。また、起業する数と同じくらいの倒産が毎年起こり、ほんの一握りが、継続できる企業として残存できるのです。更に、成功したと評されるまでの企業になるには、さらに一握りになってしまいます。就職活動の対象となる企業、採用する体力を有する企業は、殆どは、この生存競争に生き残った企業、いわば成功した企業です。

●あがりの経営者が衰退期を招く
経営者の中には、ひとつの成功を収めたと満足している社長もいます。更なる、成功を望む人もいれば、それに満足する人もいるでしょう。その満足している人を、「あがりの経営者」と呼びます。
年齢的には、60歳位に、「あがりの経営者」になる方が多いようです。30歳で起業した人が多いですから、30年後にあがりになる企業が多いと言えます。これが、企業30年説の隠れた理由です。
あがりの経営者は、たいていは、会長といったポジションに退いたり、自己所有の株を売り払ったりして莫大な富をえたりします。
あがりの経営者は、事業意欲のエネルギーが減少し、新しいことにチャレンジしようという意気込みがなくなります。「本業回帰」などとスローガンをかかげ、既存事業の収益をあげることに一生懸命になります。健全な投資をしなければ、事業の成長はありえないのに、投資よりも、回収作業が重要視されるステージに入ってきます。
この頃になると、経営企画や業務管理などといったセクションの採用に力を入れだす企業があります。

● 公開準備企業の落とし穴
ここまで、お話してくると、おわかりかと思いますが、公開準備をしている企業の中には、この『あがりの経営者』が、存在することを疑ってみてください。公開して→誰かに任せて→株を売って→ひと財産つくって→隠居する、あがりの経営者。
これは、人間誰しも思う必然的な流れで、『あがりの経営者』は、ごく普通に存在するということもご注意ください。


   
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