「お仕事、楽しいですか?」という問いかけに、「はい」と即答できますか。
面接の成功する要素として、「楽しそう」というキーワードが不可欠です。
● 楽しそうな人の魅力
もし、あなたが経営者あるいは管理者で部下を選ぶ立場だったら、
A.一生懸命に額に汗を流し
A.悲壮感を持って
A.ギリギリのところで勝負しているような
鬼気迫るA社員と、
B.毎日楽しそうに
B.溌剌とした
B.元気のある
仕事をエンジョイしているB社員と
どちらを採用しますか?
会社が扱っている事業内容の性質にもよるのでしょうが、例えば、個人の力で、成果が左右される場合は、A社員>B社員という評価になり。
それ以外はむしろ、企業は組織で仕事をする場合が多いですからB社員>A社員と評価する企業が圧倒的に多くなるはずです。なぜなら、その人個人の成果よりも、周囲に好影響を与えることで、集団として成果を発揮でき、パフォーマンスが向上します。
B社員のような人は、存在自体が周りを明るくさせる力を持っています。
当然、面接も同じで、B社員のような人を採用したがるのは必然でしょう。
● 就職活動そのものを楽しむ
転職活動の場合、今の会社に対して、何らかの不満を抱いています。
「退職理由を尋ねられ際に、現在働いている会社のマイナスポイントの話しをするのは、いけない事でしょうか?」とカウンセリング時に質問があります。
応えは『その話しをしないと、不自然です。』ということになります。
キャリアアップという観点から、次の会社を選んでいるという話しは、今の会社に不満があるからこそ、転職活動をスタートしているのに、その根源理由を面接官がわからないと、話しの全体像が全く掴めなくなるのです。
そこで、面接の超技として、『楽』を利用してください。
例えば、
笑いながら、「今の会社は、社長がアホなんです・・・」とさらりと表現されると、面接官も、妙な納得をするものです。変に格好をつけた理由よりも、説得力があるのです。
あと、就職活動は、とても大変な労力を必要としますが、ここでも、『楽』を活用してみてください。就職活動そのものを楽しむのです。
楽しみ方は、なんでも結構です。
・ 面接官の顔でも・話し口調・パーソナリティー・・・・
・ 事務所のレイアウト・会社の制服・受付譲の良し悪し・・・・
・ 募集広告と実際のギャップ・・・・
同じ活動時間を使うなら、楽しまなければ損ですし、楽しんでいる姿そのものが、面接での大きな武器となります。
|