面接のプロが教える、面接の対策

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「面接の粋 Part.3」

 

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"余裕のない"応募者
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良い職場を求めることに、異議はないですが、条件をつけすぎる方がいらっしゃいます。
「年収は、今の倍でなければ・・・。会社名がメジャーであり・・・。風通しの良い・・・。将来性があり・・・。安定している・・・・。ストックオプションも・・・。立上げの事業で・・・・」理想の職場を求めたがる気持ちはよく理解できますが、ビジネスは、男女の関係と違って『Give and Take』です。「応募者には、メリットあるのでしょうが、企業には、何のメリットがあるの?」となってしまいます。

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"粋"な応募者
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逆に、仕事が本当にできる方は、企業に求める条件も、「好きに仕事ができればいいです。」と極めてシンプルです。
周囲に多くを望まない。邪魔さえされなければ、それで良し。という自分に自信があり、自立しているのです。

パズルで例えれば、
自分のパーツにピッタリ合うパズルの穴を探しつづけ、結局、どの穴にも満足できない。
もっと自分のパーツに合った穴があるに違いないと不満を持ちつづける、典型的なジョブホッパーとは違って、
粋なビジネスマンは、穴の形に条件をつけるのでなく、パズル全体を組替えて、「ほら、自分のパーツが入るでしょう」あるいは、自分のパーツの形すら意識しないで、自然に穴に入ってしまう、という域に達しているのではないでしょうか。

"粋"な人事マンは意外と少ない!!
一方、面接する側の人事マンですが、この穴にはめたがる、あるいは、穴の形にこだわっている方が多いです。少しでも穴からはみ出していると、「オーバークオリフィケ―ション」と卑下するし、一部分でも足りないと「能力不足やキャリア不足」などと不満をもらす。
このような人事マンとの面接では、"粋"なビジネスマンも、少しだけ穴を意識した方が、賢明でしょう。
しかし、トップの経営者との面接では、遠慮はいりません。自分のパーツを明確にし、「私は、こんな形ですよ」と、トップというパズルの枠がそのパーツを受け入れなければ、全体の組替えは、不可能だからです。


   
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